HAProxy 2.0.1 の Docker イメージは prometheus 機能がデフォルトでビルドされる

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Dockerhub の haproxy:2.0.1 では prometheus へ統計情報を export する機能がデフォルトで組み込まれる

HAProxy 2.0.1 の Docker イメージから拡張機能である prometheus.o がデフォルトのビルドオプションに含まれるようになった。これで前回の記事で紹介したPrometheus機能を使うためにDockefileの1行書き換えて独自ビルドする必要もなくなった。Dockerhub にある haproxy/2.0.1 のイメージをそのまま使うだけになるので、prometheus ユーザーとしてはありがたい限り。

github.com

prometheus.o をデフォルトでビルドに組み込むかどうかは Github で議論があり、prometheus の普及とパフォーマンスへの影響がないことから組み込むことが決定したようだ。

github.com

また 2.0.1 では 2.0.0 でバグレポートとしてあがっていた「数時間稼働させた後にクラッシュする」バグが修正されている。私も 2.0.0 を 2-3日使用した際に同様の問題が発生したため、一時2.0.0の使用を取りやめていたが、これで安心して 2.0 系を使用することができそうだ。(^_^)

BUG/MAJOR: mux-h1: Don't crush trash chunk area when outgoing message… · haproxy/haproxy@c2518a5 · GitHub